セルフリノベ4日目
2020年9月20日
この日は家族が来る日。
ちょっとうれしい。
リビングの壁は助っ人くんに全てやすってもらったので、次はアク止め剤を塗る。
漆喰の塗り方を見ると、漆喰を2度塗れば、アク止め剤は塗らなくても大丈夫とは書かれているが、リビングは完璧に仕上げたいので塗ることにした。
原液を水で2倍に薄めてローラーで塗る。
かなり乾くとベトつくのでビニール手袋をしないと指紋が薄くなる系塗料だ。
でもこれなら妻も濡れそう。
ゴロゴロ。ただ、どうしても液が溜まって壁に付いてしまう部分ができるので、そこは結局刷毛で撫でた。
まあ、でも刷毛で全部やるより時間短縮!
1時間もすれば乾く。
透明なので塗っても塗っても達成感がない。。
とりあえず今日はここまで。
藤野駅の階段にいた娥、でかい!!幅15cmはあった。The自然。
晩ご飯は、前にも登場した家の近くのお好み焼き屋さんに行ってみた。店名は花萬房(はなまんぼう)。
カラオケもできてピザも食べれるお好み焼き屋さんってどういうこと??と思いつつも入ってみると
スナックみたいな感じ。カウンターバーがある。さらに謎!
とりあえずお通しが来た。
これがお通しが??レベル高い!!
特に自家製の漬物が美味しい。
そしてお好み焼き。
これがびっくりするくらい柔らかい。
口で溶けた。もちろん味も最高。
ソバ飯も濃い味で麺のシコシコ感がたまらん。
実はこのお店全国で約400店くらい展開している大阪心斎橋が本店で、そこのオーナー自身が兄弟とやってる。
なぜそのような店が藤野のここにあるの??
と思ってたらオーナー現る。
少し話を聴くと、、、
大阪心斎橋でで40年以上商売をしてて、今や全国展開。どうやら藤野が生まれ故郷らしく、もう歳も歳なので地元に店を作って、週に数回帰ってきて焼きにきてくれているらしい。大阪と藤野の往復ってすごいな。
だから焼けない日もあるとのこと。
なんか本も出版してるすごい人だった。TVにも何度か出てる。。。
いやー、世の中 面白いことがありますねー
つづく
セルフリノベ3日目
今日は夢の助っ人が来る。
この助っ人さんは、嫁の元同じ職場のひと。
何度か家に来て食事をしたりして仲良くなった。
しかもこのために名古屋から来てくれる。
かなり変わり者。
まあ、こういったことを楽しめる人は ものづくりが根っから好きな人くらいだ。
とりあえず美味しい飯を山咲で昼飯を食べてもらった。
今日の作業はリビングの壁の表面を削ること。
この家の壁は下の写真のような濃い茶色の木目。40年前は流行っていたんだろうな、たぶん。
このおかげで部屋の中がかなりムーディーな感じ。
嫌いじゃないが、子育てするんならもうちょっと明るい色がいい。
ということで、壁を全て漆喰で白にすることにした。
漆喰を塗る前に壁の表面のニスのようなものを剥ぐ。
そのあとにアク止め剤という溶剤を塗る。
そして漆喰の下地を塗り、仕上げを数回塗る。
という気が遠くなる工程。。。
というわけで表面を削ることにした。
といっても私は別作業をしており、この件は助っ人くんに全て任せた。
初めに、どの工具で削れば良いか試してみてもらった。
まずは壁用に買った謎のメーカーの巨大サンダー。
これが全く削れず5分で終了〜。
5000円返してください(泣)。。。
amazon見たら、もう終売していてビックリ。
次にオービタルサンダーの#60で削ってみたが削れ具合が足りない。「仕上げ用」と書かれていたが本当に仕上げをする時に使うべきであった。
そして最終兵器のこいつ↓
めちゃくちゃ削れます。角度を間違えると削れすぎるので注意!
結局助っ人に12畳のリビングと4畳の広縁を全部削ってもらいました。
このサンダー、3.8kgあるので、成人男性でも何時間もやってると、かなーり疲れます。(疲れてそうだった)
名古屋からわざわざ来てくれてありがとう!
やまなみ温泉行って、山咲で晩飯。
明日もがんばろう。
つづく
セルフリノベ2日目
2日目。
まず今日は相模原市民になるために、転入届を出しに行った。
すると、蛇が死んでいた。。THE自然!
良いところに来たなあ。
手続きはすぐ済みまた作業開始。
昨日貫通したところの床部分。
この部分は押し入れの床にあたる部分で、床じゃないせいか めちゃくちゃ柔らかい。
上に乗ったらズボッと行ってしまった。
上のベニヤ板を剥がすと
土! こんなに簡単な構造なの??家って。
めっちゃ地下室の匂い。
和室とリビングが繋がったのだが、2cm
くらい押し入れが高かった。
和室部分は増築されたらしいので、リビング側と少し仕様が違う。
というわけで根太を撤去。
和室は45cm間隔で根太を置いて組み立てられており、リビングは30cm間隔で根太が設置されている。
建築上これは決まりのようだ。
毎日勉強になります。
この後、床に張る合板と壁に張る石工ボードを隣町にある大型ホームセンターに見に行ってみた。
まあ、厚みやら模様やら大きさもいろいろある。
とりあえず写真撮りまくって、ちりとりと作業靴を買った。
リノベーションするならこれは必ず買った方が良い。
今日の作業はこれにて終了。
今夜の晩飯も「山咲」
これで確か1100円くらいだった。
安いし、夜に定食を食べれるのが嬉しい。
明日は助っ人が来る日!助かるわー
つづく
セルフリノベ始まる(1日目)
2020年9月17日 有給を使って
いざ出発藤野に出陣。
掃除機やインパクトドライバー、70cmのバール、4日分の衣服などを詰め込み出発。
このカートもこの運搬のために買った。
ひたすら駅のエレベーターを経由して1時間半かけて電車を乗り継いだ。
午前中は創和建設で最後の売買契約を済ませ、鍵を受け取った。
はれて家は私の名義になった。
そのまま、家に向かい作業に早速取り掛かる。
初日の作業は和室とリビングのぶち抜き!
白い棚のガラスを取ろうとするも、若干変形してて取れない(泣)。
そこで登場、Hikokiのマルチツール!
レールを除去。おぉ〜 便利過ぎる、感動。
ガラスだからノミは衝撃が大きすぎて危ない。
ガラスが取れたので
あとはひたすら貫通するまで解体。
動画にまとめました!どうぞ
初日はぶち抜いて終了!
このあとは
割烹居酒屋「山咲」で一人お疲れ様会
風呂がないのでやまなみ温泉に行きました。
温泉はいいですねー。
布団がないので寝袋で寝ました。下が畳でも体が痛かった。。
さあ、明日もがんばろ。
つづく
セルフリノベ始まる(工具選び)
全てリフォーム会社にお願いすると高額なので自分達で出来そうな部分はやることにした。
やれそうなことYoutube を見ながら確認していった。
参考になった番組
・DIY MAGAZINE
・JP-channel
・Pastel cat world(猫の動画とDIYの動画が混在してる)
リノベのYoutuber を見ていると、自分もできるんじゃないかと錯覚します。
しかし今回は期日があるのと、そこに住んでないので毎日はできない
という条件があった。
あくまで趣味と実益を兼ねた範囲がプレッシャーにならないだろうと判断。
以下のことはできそう!
・壁のぶち抜き
・漆喰塗り
しかし家がでかいのでこの2つだけでもかなり大変。
まずは【工具選び】
これもYoutubeでほとんど決めた。
工具類で買ったものは以下の通り
合計163,572円
普通こんなに買わないだろうが、私はデザインの学校を出ており、若い頃に買えなかった工具をここぞとばかり大人買いしてしまった。
さらに塗装系が10万円ここに上乗せされた。。。
この領域は妻に邪魔されず、勝手にどうぞという感じ。ワクワク。
ちなみにYoutube に情報がなく買ったもには失敗もあった。
特に中国の会社が販売しているものは要注意!あと、レビューが少ないもの。
例えばこれ
【LED投光器 】https://amzn.to/3lDyYMY
冗談のような作り。表面の塗装はバリバリ、裏に鋭い金属が出てて、手を切りそうなので即返品。ちなみに100W買ったので明るいは明るいです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B073XJTWK4/ref=cm_sw_r_oth_api_i_jGIIFbC6MNB42
【TACKLIFE 壁用サンダー サンダー 】
在庫切れなのでURLがない!
木の壁のニスを剥離しようと思い購入。全く削れません!5分で諦めました。ちょっと使っちゃったんでヤフオクで売りますわ。。。
というわけで
電動工具選びのYoutuberは やはり この人
ここを見てたら間違えない。お墨付き。
というわけで
【私の電動工具選び基準】
・ブランドの選択
お金があればマキタ(Makita)や旧日立工機 ハイコーキ(Hikoki)などの有名ブランドを選べばいいと思う。有名ブランドは品質が高いので。
有名ブランドの中で唯一大きく違うところ ↓
HikokiはほとんどのHikoki電動工具のバッテリーを共用できる!インパクトでもカンナでも丸のこでもバッテリーが共用。
なんてったって バッテリーがべらぼうに高いから共用できるのはありがたい。同時に使うわけないからバッテリーをたくさん買う必要がなくなるわけだ。
というわけで私はHikokiのバッテリーが2個ついてるインパクトを購入。
1個はインパクトに、もう1個は 同じHikokiの丸のこを購入したのでそっちに使っている。
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 コードレスインパクト ドライバ14.4V ブルー
HiKOKI 丸のこ : C14DYBL(NN) 本体のみ
丸のこは刃が入ってないので、絶対同時に購入してください!
私はやっちまいました。
また、木の粉が めちゃくちゃ出るので、集塵袋はおススメ。
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 自己集じんアダプタ用ダストバッグ(1枚) 0033-1725
【ボルト数】
次に悩むのが、ボルト数とコードレスかコードありどちらを選ぶか。
自分のDYI程度だとプロ用の36V は要らないということはすぐに分かったし何せ高額。
次に18Vか14Vかで迷う。
カミヤ先生の動画を見ていると14Vで十分だということが分かった。
決め手は、連続作業時間の長さ。
大工さんじゃないからビスを一気に100本とか打たない。。。
もちろんパワーも違うのだが、DIYでそんなに厳しい場所はない。
むしろ10.8Vでもいいんじゃないかと思ってる(使ったことないけど)。
連続作業するもの、例えばサンダーとかはコードありを選んだ。
【電動やすり】
ある程度強めに削りたい時はこの一択。オービルサンダーも購入したが、#60くらいの番手でやっても塗料は剥げない。あくまでも仕上げなどの時に便利。
ちなみにAmazon では、替えのベルトは番手セットタイプしかないので
#60・#100・#240が各2枚入っている。本当は#100だけ3枚くらい
ほしいんだが。
この他にもたくさん購入したが、解説しきれないので
この辺で。
つづく
最終リフォームスペック決定
2020年8月31日
これがリフォーム会社のフレッシュハウスさんに提出した最終指示書。
やっとここまでたどり着いた。
見積もりもここまでで7回出してもらった。
スペックで何パターンか出してもらってるのでさらに多い。
大手に比べるとはるかに安いし、営業マンの建築知識が深い。そして何より早い。有象無象のの中からフレッシュハウスさんのNさんに担当してもらったのは本当にラッキーだった。
Lineで妻も入れてグループで即解決。決定もすべてLine。メールよりはるかに効率がいいし、良い関係性が作れる。
そのかわりしっかり詳細を文章やイメージ画像で指示をしないとお互いコンセンサスが取れないので、そこだけは時間をかけた。
もちろん電話がいい時はLine電話をする。
しかし、色や素材がこの時点ではまだまだ未確定で、ここからリクシルのショールーム通いが1ヶ月間始まった。
特に私がこだわった順は、
1.風呂
2.キッチン
3.窓
4.トイレ
5.フローリング
5のフローリングはイメージがしっかり頭の中にあった。
何か決める時は必ず行ったり来たりするが、戻れるところ(イメージ)を明確に持っておいた方がいい。
↓これが私の理想
で、イクタの銘木フロアの「チーク」にした。
最後までウォールナット派の妻と意見が割れていたが、フレッシュハウスの担当者さんに「チーク」の方が高級感は出るアドバイスいただき決定。
妻はプロの言葉に弱い。
わざわざイメージ画像ももらった。
4のトイレに関してはデザインはTOTOの方がLIXILよりシュッとしてて格好良かったが、7万6000円高かったのでLIXILにした。
↓これがTOTOのネオレスト
↓そしてこちらがLIXILのサティス
TOTOはフタ部分に割れ目がないにでシュッとして見える。
ウォシュレットの操作パネルだけはオプションでスタイリッシュなものにした。↓
標準装備がこれ↓
3の窓がとても興味深かった。
窓なんてせいぜい窓枠の色くらいしか選ばなくていいのかと思いショールームに行くと、6種類くらいランクがあった。
藤野は寒いと聞いていたので、ちょっと心配になりショールームの案内の方に根掘り葉掘り聞いた。
6つランクがあるらしい。ふむふむ。「熱貫流率」というのが低い方が熱や寒さを抑えてくれるらしい。
上の3つは3枚ガラス構造でオール樹脂サッシ。しかもガラスとガラスの間に特殊ガスが注入されていて遮熱性が極めて高い。ただサーモスⅡ-HとサーモスXの値段は2倍違う。
https://kenzai-digest.com/samos-x/
今回フレッシュハウスさんが選んでくれたのは
サーモスⅡ-H
ちょうど真ん中のランク。2枚窓でアルミと樹脂のハイブリッド。
雪国じゃないのでこれで十分すぎる。
↓これが今度住む家の窓。上には欄間のようなものがあり、4枚で構成されているので風景を遮る。
2のキッチンも迷った。
初めに選んでいただいたLIXIL「シエラ」という中ランクのキッチンも悪くわないが、
もう一つ上のランクである「リシェル」というシリーズでオールステンレス風のタイプに一目惚れ。
しかも電動の棚!なんじゃこりゃ??(オプションなんだけど)
見積もりを取ってもらうことにした。
が、値段を見て驚愕!
シエラより70万くらい高い。。。
つまり全体予算の1割以上高くななる。
もちろん定価が1.7倍違ったのだが、割引率がそもそも違うらしい。
シエラ60%OFF
リシェル30%OFF
ランクが高いものは値引率が悪いらしい。
ブランドを傷付けないためにもそういう措置をとっているのかな。
それでも正直欲しいことを妻に伝えると「普通でいいからガスオーブン&電子レンジと食洗機をビルトインしてほしい」とのこと。
ごもっとも!!
導入しました。ガスコンロもW600からW750に変更!これで28cmのフライパンを並べておける。
そして最もこだわったのが風呂。
「こだわった」だけで、お金をたくさんかけたわけではなくちょっとだけ個性的なマテリアルを選んだ。
↓最初に提案いただいていたカラー
↓その後ショールームに行って、スペック高めのモデルのインスピレーションをもらった。というか要素をパクった。
というわけで、初めは白ベースの一般的なマテリアルを選んでいたが、黒を入れ、白いプラスッチ部品をオプションで銀メッキに変えてみた。
おお、これでもカッコいい。
スペックは高い風呂ではないが色と素材を帰るだけでもグッと高級感が出る。
結局、最初の予算で選択できるものは限られており、既にプロの目で選ばれている集合体が見積もりなのだ。
つづく
どこまでリフォームすべきか?
リフォームをたくさんすればするほど、新築の価格に近づくので当たり前だが意味がなくなる。
今回は
・風呂・トイレ・キッチン交換
・リビングと廊下フローリング増し張り
・リビングの窓交換
・玄関ドア交換
風呂狭い・・・
トイレ昔っぽい。。。
ガスコンロだけ新しい。
広縁のフローリング。
リビングのフローリング。かびてる。。。
外観はとてもきれい。塗装し直している。
玄関。扉が華奢。。。
まずは家族が最も使うところ以外はやらない。
というわけで、この時点ではどんな風呂にしよう、どんな床材にしようなど夢しかない。
しかし この後、世の中には 風呂だけでもものすごい種類があることを知った。しかも部品づつ選べる。。
組み合わせを考えると尋常じゃない選択肢の数。
まずはやりたいことと予算感をリフォーム会社のフレッシュハウスさんに伝えた。
見積もりが来た。←これを基本に考える。
当然予算の中に収めてきてくれるので、この予算感だとこれくらいのスペックなのかという範囲がわかる。
そこからスペックアップ、ダウン、他のブランドに変更などを繰り返す。
まず
【ブランド選定】
見積もりは来たが、他のブランドの同等品はどうなの気になる。
しかも適正価格なのか比較しないと分からない。
本来なら、この時点で色々なリフォーム会社さんに相見積もりを取るといいのだろが、今回はそれができない。
なので商品のブランド比較だけする。
しかしWebサイトを見ても 各社スペックでは優劣つけ難い。しかも値段が書いてない。。。
値段が分かったとしても、
リフォーム会社さんによって割引率も違いらしく、さらに商品ランクが上がれば上がるほど割引率が低くなったりするので、見積もりをとってみないことにはさっぱりわからない。
結局、ブランド力で3社に絞った。
この中で同等スペックを見てみよう!
【価格とスペック】
まずはLIXILショールーム に行って、見積もりの項目の実物チェック。
ふむふむ、なるほど。。
数日後TOTOに行って、同等のスペックで見積もってもらった。
あ、Panasonic は、サイトが不親切でショールームに行けなかったのでこの時点でやめた。
ズバリ、TOTOの方が高い。
デザインはTOTOの方が少し洗練されてるが、絶対TOTOの特定商品が必要でなければいけない理由がない限り価格は抑えたい。
結果、フレッシュハウスさんに見積もりを7回出してもらってスペック決定。
この後、LIXILショールームに計3回行って色と素材を決めた。
家族内でスペックを決めるコツとしては
初めは一人で行って猛勉強。
自分の中でコーディネートが決まったら妻にプレゼン。
その後、初めて妻をショールームに連れて行って最終ジャッジをもらう。
これが一番ケンカしないパターンだと思う。
この通し方は会社の上司と同じだ(笑)。
つづく